透析中の方のインフルエンザ対策の一例

 全患者にタミフルを事前配布
 宜野湾市の腎臓病の男性が新型インフルエンザに感染して死亡したのを受け那覇市のクリニックでは、インフルエンザに感染していないすべての腎臓病の患者に事前に治療薬のタミフルを配る措置を始めました。
 この措置を始めたのは那覇市の「首里城下町クリニック」です。クリニックには現在、腎臓病の患者合わせて115人が人工透析を受けるために通院しています。
 今のところ新型インフルエンザへの感染は確認されていませんが、先月、宜野湾市の腎臓病の男性が新型インフルエンザに感染して死亡して以降、患者の間に不安の声があがったことから、先月21日から患者全員に治療薬のタミフルを1錠ずつ配る措置を始めたということです。
 クリニックでは休みの日などに患者に発熱などの症状が出た場合、医師が電話で症状の説明を受けたうえで、タミフルの服用を指示するということです。
 「首里城下町クリニック」の田名毅・院長は(たな・たけし)「インフルエンザの症状が出始めた場合に一刻も早くタミフルを投与することで患者さんの安全を守れればと考えました」と説明しています。
 また、那覇市の患者は「病院側が患者側の不安を理解し、薬を配布してくれたことに感謝している。安心できます」と話していました。
以上NHKのHPよりコピー
 
 症状がない人にタミフルを処方することは、保険診療では認められていないので、自由診療(自費診療)ということでしょう。
 しかし、処方までは簡単にできても、服薬するかどうかの判断(診断の根拠)を、患者さん御自身でしていただくわけにはいかないので、症状が出たときに、診察する必要がありますから、難しいところだと思います。
 そこで、服用するかどうかは、電話で医師が指示する、と上の記事には書いてあるわけですね。
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