患者数 減少続くが増加の県も

 先月27日までの1週間に新型インフルエンザに感染し、医療機関を受診した患者は、前の週より7万人少ない推計100万人と、全国的には4週連続の減少となりましたが、沖縄で患者数が大幅な増加に転じたのをはじめ、山梨県鳥取県など9つの県で患者数が増えるなど、感染が再び拡大する兆候も見られ、国立感染症研究所では、引き続き注意を呼びかけています。
 国立感染症研究所が全国4800の医療機関からの報告を基に推計したところ、先月27日までの1週間に新型インフルエンザに感染し、医療機関を受診した患者は、前の週の107万人から7万人減っておよそ100万人となりました。
 また、流行状況の目安となる1医療機関当たりの患者数も、全国の平均が前の週の22.44人から19.63人に減り、都道府県別では、宮崎県が44.54人、福島県が33.99人、などとなっています。
 その一方で沖縄県が前の週の26.07人から43.40人と大幅な増加に転じたのをはじめ、山梨県鳥取県など9つの県で患者数が増えるなど、感染が再び拡大する兆候も見られるということです。
 これについて国立感染症研究所の安井良則主任研究官は「1月はインフルエンザが流行しやすいシーズンで、再び大きな流行が起きる可能性がある。特に大人の感染者の割合が増え始めているので、基礎疾患のある人や高齢者などは注意が必要だ」と話しています。
(1月7日 15時40分更新)
 NHK新型インフルエンザ情報よりコピーhttp://www3.nhk.or.jp/news/influ0428/
 
 http://park19.wakwak.com/~morinaika/
 携帯サイトhttp://park19.wakwak.com/~morinaika/m/mindex.html