風疹感染拡大 勢いさらに増す

風疹感染拡大 勢いさらに増す
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130416/k10013946381000.html
 妊娠中の女性が感染すると赤ちゃんに障害が出るおそれのある風疹の患者は、今月7日までの1週間で460人で、先月下旬以降、感染拡大の勢いがさらに増していることが分かりました。
 熱や発疹などの出る風疹は、患者のせきやくしゃみを通じて広がり、妊娠中の女性が感染すると赤ちゃんの目や耳、それに心臓などに障害が出るおそれがあります。
 国立感染症研究所によりますと、全国で風疹と診断された患者は今月7日までの1週間で460人に上り、先月下旬以降、感染拡大の勢いがさらに増していることが分かりました。
 都道府県別では、▽東京都が119人と突出して多くなっていますが、▽大阪府でも93人に急増し、▽神奈川県が67人、▽兵庫県が42人、▽鹿児島県が19人など、流行は首都圏と関西を中心に全国に広がっています。
 全国の患者数はことしに入ってから合わせて3480人に達し、今の方法で集計を始めて以降、最も大きな流行となった去年1年間の合計の1.5倍近くに上っています。
 ことし、診断を受けた患者の90%は、予防接種を受けていない人が多い20代以上の年齢層で占められています。
 国立感染症研究所の多屋馨子室長は、「急速な患者数の増加は非常に心配される状況だ。風疹は子どもの軽い病気だとあなどられがちだが、健康な成人男性が重い合併症を併発して入院することもあるので、自分のことと考えて予防接種を受けてほしい」と呼びかけています。以上NHKより引用
 
 
風疹ワクチンをメーカーが出荷するのは、次回8月か9月と連絡がありました
当院では、麻疹風疹混合ワクチンで代用しております
風疹の予防効果は同等です
金額は変わりません 10,000円です
 
 
成人対象の予防接種費用助成事業
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_yobotaisaku_topix_fushin.html
が始まりました
 
対象者 20歳以上50歳未満の文京区民
(1) 妊娠を予定又は希望している女性 全額助成
(2) 妊娠している女性の夫(児の父親) 全額助成
(3) (1),(2)以外の対象者 3,000円助成
 
 
以下国立感染症研究所より引用
http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/ha/rubella/392-encyclopedia/429-crs-intro.html
 免疫のない女性が妊娠初期に風疹に罹患すると、風疹ウイルスが胎児に感染して、出生児に先天性風疹症候群CRSと総称される障がいを引き起こすことがある。
 CRSの3大症状は先天性心疾患、難聴、白内障である。このうち、先天性心疾患と白内障は妊娠初期3カ月以内の母親の感染で発生するが、難聴は初期3カ月のみならず、次の3カ月の感染でも出現する。
 予防で重要なことは、十分高い抗体価を保有することであり、既に自然感染で免疫を獲得していることが明らかな者以外は風疹ワクチンで免疫を獲得する必要がある。極めてまれではあるが、低い抗体価を保有していながら、再感染によってCRS を発症した例がある。
 妊娠可能年齢の女性で風疹抗体がない場合には、積極的にワクチンで免疫を獲得しておくことが望まれる。妊娠中のワクチン接種は避ける。しかし、たとえワクチン接種後妊娠が判明したとしても、過去に蓄積されたデータによれば障害児の出生は1例もないので、妊娠を中断する理由にはならない。
 
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