風疹の予防接種率 流行地域で低く

以下はNHKからの引用です。3月3日10時58分http://www3.nhk.or.jp/news/

風疹が流行するなか、今月末まで無料で予防接種を受けられる中学1年生と高校3年生の接種率が、患者が多い首都圏や近畿地方で低迷していることから、専門家は早めに接種するよう呼びかけています。

国立感染症研究所によりますと、先月17日までに、全国の医療機関で風疹と診断された患者数は745人で、去年の同じ時期の20倍余りとなっています。
特に東京、神奈川、埼玉などの首都圏や大阪、兵庫などの近畿地方で多くなっています。

風疹の予防には、ワクチンを2回接種することが有効で、現在は1歳と小学校入学前に接種することになっています。

また、1回しか受けていない世代に対する国の措置として、中学1年生と高校3年生は無料で2回目の接種が受けられるようになっています。

しかし、国立感染症研究所などが調べたところ、接種率は、去年9月の時点で中学1年生が65%、高校3年生が56%にとどまっていました。

特に風疹が流行している地域で接種率が低く、高校3年生では▽神奈川が39%、▽東京が45%、▽大阪が48%などとなっています。

中学1年生と高校3年生が無料で接種が受けられる措置は今月末で終わるため、国立感染症研究所の多屋馨子室長は、「妊娠した時に風疹にかかると赤ちゃんに影響が出ることがあることを知ってもらい、あと1か月、対象者は忘れずに接種してほしい」と話しています。

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